ジェームズ・アレン『原因と結果の法則』
8年くらい前に出会った本、
『原因と結果の法則』
ジェームズ・アレン 著
坂本貢一 訳
坂本貢一さんの訳で何度も読み返していたのですが、
最近、山川紘矢、亜希子さんの訳でも出ていることを
知りました。急いでそちらも購入。
読み比べてみると、訳の違いでこんなに文章の
世界感が変わるのか!
と驚き、(どちらも素敵な文章です)私も自分なりに
訳せるようになれたら楽しいかもしれない♪
と、英語の勉強を始めてみることにしました。
さて、本日は、聖書に次ぐベストセラーと言われる
『原因と結果の法則』
ジェームズ・アレン 著
の、本文のご紹介をします。
わたしがいいな。と思った箇所をいくつか
ピックアップしました。
※ 以下の文は引用です。
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自分の心をしっかりと管理し、人格の向上に努めて
いる人たちは、「環境は思いから生まれるものである」ということを熟知しています。
気高い思いばかりをめぐらしている人が邪悪な道に落ち、苦悩する、などということはけっして起こりません。同様に、邪悪な思いばかりをめぐらせている人が気高い目標を達成して真の幸せを感じる、などということも絶対に起こりません。
完璧に清らかな人間には苦悩はけっして訪れません。私たちに苦悩をもたらす環境は、私たち自身の精神的調和の結果です。喜びは正しい思いの結果であり、
苦悩は誤った思いの結果なのです。
人間を目標に向かわせるパワーは、
「自分はそれを達成出来る」という信念から
生まれます。疑いと恐れを克服することは、
失敗を超越することです。それらが克服されたとき、
人間の思いは強力なパワーで満ち溢れます。
気高い夢をみることです。
あなたは、あなたが夢見た人間になるでしょう。
あなたの理想は、あなたの未来を予言するものに
他なりません。
人間が達成するあらゆる成功が努力の結果です。
そして、その努力の大きさによって結果の大小が決定します。そこにはいかなる偶然も介在しません。
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100年以上も前に書かれたこの本が世界中で
今なお売れつづけているのは、その内容が
時代が移り変わろうとも変わらない、
普遍的な真実が記されているからだと思います。
どんなに便利な時代になっても
私たち人間の心は変わりません。
自分の思い。自分の願い。
を注意深く観察し、真剣に向き合ったときに
自分を取り巻く環境も変わりだすのだと思います。